映画・映像
ecce 1  映像と批評
ecce 1

特集=
映像とアヴァンギャルディズム

岩本憲児
北野圭介
リピット水田堯[編]
A5判/200頁
本体2000円(+税)
ISBN978-4-916087-97-3
C1374
2009-07

映画・映像


「ecce」とは「見よ」を意味するラテン語。映像に溢れる現代に、映画・映像を中心としながら写真・美術なども対象とする、映像文化・視覚文化をめぐる新しいフォーラムが誕生。イメージをめぐる思想や言葉、感性が大胆に交差する。

【目次】
[共同討議]
膨張する映像、その可能性=井土紀州×七里圭×岩本憲児×北野圭介×リピット水田堯

[対談]
ルプリーズ=反復・繰り返し──アヴァンギャルドの現在性=松本俊夫×西嶋憲生

[特集論文]
アヴァンギャルドの行方=越後谷卓司
ドイツ・アヴァンギャルド映画の歴史=足立ラーベ加代
アニメーション作家・相原信洋論=佐野明子
写真からドストエフスキーへ=番場俊
無限退却のリズムパターン=世界=日高優
外密性=リピット水田堯

[書評・展覧会評]
『ゴダール マネ フーコー』の私的読解=宮岡秀行
異郷と異境=岩本憲児

[連続インタビュー@]
六〇年代から七〇年代へ、あるいは映画制作をめぐる二分法の崩壊=佐々木史朗

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【編者紹介】
岩本憲児(いわもとけんじ)日本大学芸術学部教授/映画史・映画理論
北野圭介(きたのけいすけ)立命館大学教授/映画理論・映像理論
リピット水田堯(Akira Mizuta Lippit)南カリフォルニア大学教授/映画史・映像論・実験映画