叢書・文化学の越境 18
高梨修・阿部美菜子
中本謙・吉成直樹［著］
四六判／312頁
本体3200円（＋税）
ISBN978-4-916087-96-6
C1021
2009.06
沖縄文化
新・日本文化南漸論
沖縄には本当に日本の「古代」が残っているのだろうか。
考古遺物・オモロ・琉球方言・神話・ＤＮＡなど多角的なアプローチで沖縄文化の出自を探り、グスク時代開始期（十二世紀頃）の日本文化南漸を提起する。
【目次】
グスク時代に何が起こったか──序にかえて（座談会）
1 土器動態から考える「日本文化の南漸」 高梨 修
2 『おもろさうし』の言語年代──オモロ語はどこまで遡れるか 阿部美菜子
3 琉球方言ｐ音は文献以前の姿か 中本 謙
4 グスク時代以前の琉球の在地集団──言語・神話・ＤＮＡ 吉成直樹
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