映画・映像
ジブリの森へ  高畑勲・宮崎駿を読む [増補版]
ジブリの森へ

叢書・〈知〉の森 3

米村みゆき[編]
四六判/320頁
本体2300円(+税)
ISBN978-4-916087-84-3
C0374
2008-4

映画・映像[アニメ]


ジブリを学ぶ9章のレッスン
映像の〈背後にある思想〉をとらえ、ジブリアニメを読み解く視点と批評眼を提供する。
新たに『となりのトトロ』・『ハウルの動く城』論を加え、巻末の関連年表・ブックガイドも大幅に更新した増補版。

【目次】
挑むアニメーション=米村みゆき
〈城〉からの眺め=日比嘉高
韓国から見る『千と千尋の神隠し』=金栄心
『紅の豚』と〈非戦〉=奥田浩司
"国民的映画" の成立――映画『火垂るの墓』と戦争の "記憶"=團野光晴
境界者たちの行方――『もののけ姫』を読む=一柳廣孝
液状化する身体――『風の谷のナウシカ』の世界=中村三春
『となりのトトロ』は、ちょっとだけ怖い=跡上史郎
アニメーションの免疫──『ハウルの動く城』と戦争

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【編者紹介】
米村みゆき(よねむら みゆき)
甲南女子大学教員 日本近代文学・文化、日本児童文学・文化、アニメーション文化論
『宮沢賢治を創った男たち』(青弓社、2003年、日本児童文学学会奨励賞受賞)など