歴史・文化史・民俗学 | |
声とかたちのアイヌ・琉球史 | |
叢書・文化学の越境 15 | |
吉成直樹 [編] |
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文字をもつことが本土にくらべ遅かったアイヌ・琉球の歴史を、口承文学・おもろ・図像・しぐさなどから紡ぎだす試み。本土社会に対峙してきたふたつの社会が「文字が無い」ゆえに獲得した豊饒な想像力とイメージの世界。 【目次】 アイヌ口承文芸における生存のユニット=坂田美奈子 物語人称と神話叙述=藤井貞和 『紙本著色箱館湾シベツ図風』=佐々木利和・谷本晃久 アイヌ社会と三つ巴紋=吉成直樹 アイヌ・ヤマト・琉球民俗の比較=下野敏見 東アジアにおける琉球語・アイヌ語・日本語諸方言の比較研究= 橋尾直和 古琉球末期のオモロ、尚寧王の君手擦り百果報事を中心に= 島村幸一 勝連おもろのダイナミズム=福寛美 奄美・沖永良部島の近現代と「脱沖入日」=高橋孝代 |
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