歴史・文化史・民俗学 | |
狩猟と供犠の文化誌 | |
叢書・文化学の越境 14 | |
中村生雄・三浦佑之・赤坂憲雄 [編] |
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ヒトの生存のための基本的な手段である〈狩猟〉のいとなみや、神と人間と自然の三項を祭祀の場で象徴的に関係づける〈供犠〉儀礼をとおして、血と暴力をもふくむ人間と自然との本源的な関係を再検討する。 【目次】 [T文化としての殺生と狩猟] 殺生罪業観の展開と狩猟・漁撈=原田信男 殺生罪業観と草木成仏思想=中村生雄 日本中世狩猟文化史論序説=中澤克昭 アイヌの狩猟文化──菅江真澄の日記を手がかりとして=赤坂憲雄 なめとこ山の死の贈与=中路正恒 [U供犠の論理と供犠の民俗] 自然破壊と人身供犠=秦康之 天津罪考──神話の中の供犠=平林章仁 人間鉄骨論=三浦佑之 人柱の思想・序論──人を守り神にする方法=六車由実 送り儀礼の民俗考古学──野生と合理性=佐藤宏之 首の贈与論──中国雲南省族の首狩り儀礼について=岡部隆志 イスラムの犠牲祭と供犠獣=堀内勝 |
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