歴史・文化史・民俗学
女と子どもの王朝史   後宮・儀礼・縁
女と子どもの王朝史

叢書・文化学の越境 13

服藤早苗[編]
四六判/320頁
本体2900円(+税)
ISBN978-4-916087-73-7
C1021
2007.04

平安朝史
品切


成人男性中心の歴史からは見落とされがちだった「女・子ども」の存在。
その姿を平安王朝の儀式や儀礼、あるいは家や親族関係のなかに見出し、「女・子ども」が貴族社会に残した足跡を歴史のなかに位置づける。

【目次】
女房女官饗禄=東海林亜矢子
平安中期の女房・中宮宣旨=鈴木織恵
篤子内親王=栗山圭子
平安貴族社会における院号定=高松百香
鬘装飾からみた社会秩序=永島朋子
三日夜餅儀の成立と変容=服藤早苗
著衣始の色=野秋多華子
平安朝の移動する子どもたち=倉田実
鎌倉時代の婚姻と離婚=星倭文子
王朝の家と鏡=小嶋菜温子

[コラム]美福門院得子=平野理恵子
乳母と御乳人=小菅直子

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