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勝原晴希[編]
駒澤大学教授
A5判/376頁
本体6500円(+税)
ISBN4-916087-66-6
C1095
2006.07
日本文学[近代]
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〈アウラ〉の喪失と〈口語〉の誕生
口語自由詩の一般化に大きく寄与した大正期最大の詩人団体「詩話会」とその機関誌『日本詩人』の検討を通し、「大正」という時代とその文化をとらえなおす。
【目次】
[T]
原型としての「大正」――『日本詩人』と大正詩を考えるために=勝原晴希
詩話会通史=松村まき
[U]
民謡・民衆・家庭――白鳥省吾と北原白秋の論争をめぐって=安智史
『日本詩人』の活動――〈詩〉のありようと〈新詩人〉への目配り=黒坂みちる
『震災詩集 災禍の上に』論――民衆派的エートスとナショナル・アイデンティティ=長尾建
『日本詩人』の新詩人たち――内部からの反逆=黒坂みちる
[V]
福田正夫 農村から世界へ=松村まき
百田宗治〈民主詩〉から〈卑俗主義〉へ ――「所謂民主詩の功罪」を視座として=五本木千穂
萩原朔太郎と『日本詩人』――民衆詩派との関係を中心に=徐載坤
佐藤惣之助と『日本詩人』=堤玄太
[コラム]
民衆芸術=松村まき
口語詩VS.文語詩?=安智史
大正期の詩雑誌――「詩話会」分裂後の動向をめぐって=渡辺章夫
韓国近代詩略史――一九一〇年代・二〇年代を中心に=徐載坤
大正後期の福士幸次郎=渡辺章夫
初期『日本詩人』と百田の編集=五本木千穂
〈永遠の新人〉川路柳虹=権田浩美
人道派の詩について=堤玄太
[資料]
『日本詩集』総目次=製作:渡辺章夫・権田浩美
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