長島弘明[著]
四六判/288頁
本体3400円(+税)
ISBN4-916087-58-5
C1095
2005.11
日本文学[近世]
|
複雑多様な宣長の文章を多角的に読み込むことにより、文献考証学的なミクロの観点と、世界観などのマクロの観点との間にある断絶を越えて、宣長学の全体像へと迫る論集。
【目次】
宣長の和歌論における「もののあはれ」と「あや」=鈴木日出男
本居宣長の「文学」――初期詠歌と『排蘆小船』を読む=風間誠史
『古今集遠鏡』の注釈方法=鈴木健一
本居宣長の修辞意識――『美濃の家づと』に見る「縁」の思想=渡部泰明
和歌注釈の作法――『草庵集玉 箒』における「例の病也」と「歌の魂なし」をめぐって―=田中康二
宣長にとっての『源氏物語』=杉田昌彦
〈もののあはれ〉の変容――『紫文要領』と『源氏物語玉 の小櫛』=勝原晴希
『呵刈葭』における宣長と秋成=長島弘明
『古事記伝』と『古事記』=神野志隆光
|
本書をamazonで購入
本書を紀伊國屋Books Webで購入 |
|