日本文学[古代]
源氏文化の時空
源氏文化の時空

叢書・〈知〉の森 5

立石和弘・安藤徹[編]
四六判/312頁
本体2400円(+税)
ISBN4-916087-52-6
C1095
2000.10.10

日本文学[古代]


マンガや映画・演劇などに加工されることも多い『源氏物語』の文化作用を、通時と共時の両面 から記述し、「源氏文化」の社会的・歴史的な布置を問う。

【目次】
[1 源氏文化の地層]
物語・小説史のなかの『源氏物語』=土方洋一
中世における『源氏物語』享受=植木朝子
『源氏物語』の絵画化と意匠化=稲本万里子
「古典復興」の諸相=中嶋隆
昭和戦時下の『源氏物語』=小林正明

[2 源氏文化の地平]
『源氏物語』の現代語訳
映画化された『源氏物語』
歌舞伎と宝塚歌劇の『源氏物語』
『源氏物語』のコミックとキャラクタライズ=立石和弘
『源氏物語』を理論する
教育する『源氏物語』=安藤徹ほか

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