日本文学[古代]
源氏物語と帝
源氏物語と帝

高橋亨[編]
A5判/336頁
本体5600円(+税)
ISBN4-916087-46-1
C1095
2004.06

日本文学[古代]


『源氏物語』をはじめとする王朝物語において「帝=天皇」はいかに描かれてきたのか。
物語表現の多角的な考察により「帝」の位 相をとらえかえす。

【目次】
[序]物語の「みかど」と「天皇」=高橋亨

[T 源氏物語の帝と王権]
物語史における王統=藤井貞和
物語論としての王権論と桐壺帝=廣田收
朱雀帝御代の権力構造=浅尾広良
第三部の〈冷泉院〉=辻和良
源氏物語の「みかど」呼称=神尾暢子
『源氏物語』左大臣の妻〈大宮〉=土居奈生子
『源氏物語』「親王達」考=吉海直人

[U 物語史の帝と王統]帝の系譜=関根賢司
王の耳=安藤徹
狭衣物語の皇位継承=倉田実
物語の「女院」、素描=野村倫子
天下を淳素に反すべし!=深沢徹

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