映画・映像
映画と「大東亜共栄圏」
映画と「大東亜共栄圏」

日本映画史叢書2

岩本憲児[編]
四六判/320頁
本体3000円(+税)
ISBN4-916087-45-3
C1374
2004-06

映画・映像[日本映画史]
日本図書館協会選定図書


日本の対アジア政策に寄りそって、映画も植民地・占領地へと輸出され、あるいは現地製作された。
植民地主義の欲望と映画、そしてアジア諸国の反応。

【目次】
アジア主義の幻影=岩本憲児
満鉄記録映画と「満州」=小関和弘
抗日救国運動下の上海映画界=張新民
上海・南京・北京=藤井仁子 大東亜映画への階段=アン・ニ
映画人たちの「帝国」=マイケル・バスケット
戦時下の台湾映画と『サヨンの鐘』=洪雅文
日本植民支配末期の朝鮮と映画政策=金京淑
一九四○年文化空間とエノケンの『孫悟空』=垂水千恵
漫画映画の笑いと英雄=秋田孝宏
南方における映画工作=岡田秀則
ナショナリズムとモダニズム=岩本憲児

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