映画・映像
日本映画とナショナリズム  1931-1945
日本映画とナショナリズム

日本映画史叢書1

岩本憲児[編]
四六判/360頁
本体3200円(+税)
ISBN4-916087-44-5
C1374
2004-06

映画・映像[日本映画史]
日本図書館協会選定図書


ナショナリズムが高揚し、軍国主義へと傾斜していった時代、権力からの要請に直面 した映画の、協力やためらい、あるいは逸脱とは。

【目次】
ナショナリズムと国策映画=岩本憲児
小春日和の平和における非常時=宜野座菜央見
風景の(再)発見=山本直樹
身体の「無力さ」と「声」としての権力=岩槻歩
『路傍の石』と文部省教化映画=米村みゆき
長谷川一夫と山田五十鈴=志村三代子
〈日本〉の二つの顔=藤井仁子
戦時下のニュース映画=奥村賢
アヴァンギャルド映画の受容をめぐる左翼と天皇主義者=那田尚史
日本映画と全体主義=長谷正人
木下映画の国策と逸脱=藤田亘
音楽映画の行方=笹川慶子

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