植木朝子[著]
A5判/352頁
本体6500円(+税)
ISBN4-916087-27-5
C1095
2004.03
日本文学[中世]
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室町時代中期以降、広い階層の人々に愛唱された流行歌謡「中世小歌」。
男女の心情をうたった歌から浮かび上がるさまざまな愛のかたち、新たな美意識の発露や絵画との交響、近代作家への影響など、中世小歌の豊饒な世界をたどる。
【目次】
[1 中世小歌を読む]
森の巣烏 なほざりのほど――和歌表現との交差 悋気の人 心の消え消え――閨の悦楽 十四歳になる つりがねの緒――変身願望の特殊性 北の女 花車――能・小歌・意匠の交響 籠笠の僧――服飾表現の多様性 恋の尺八 扇と帯――逢瀬の秘密を知るもの 縹の帯
[2 中世歌謡と近現代の作家たち]
菊池寛 川端康成 三島由紀夫 塚本邦雄 中村真一郎
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