歴史・文化史・民俗学
生育儀礼の歴史と文化   子供とジェンダー
生育儀礼の歴史と文化

叢書・文化学の越境 9

服藤早苗
小嶋菜温子[編]
四六判/296頁
本体2900円(+税)
ISBN4-916087-35-6
C1021
2003.03

古代-中世史
日本図書館協会選定
品切


古代から中世にいたる〈子ども〉の文化史を生育儀礼という観点から検討して、〈子ども〉と〈家〉の成り立ちを歴史的・文化的に明らかにする。

【目次】
1 原始・古代の「子ども」――考古学からみた生育儀礼=宮瀧交二
2 平安王朝社会の着袴=服藤早苗
3 男子の成長と儀礼――日記からのアプローチ=菅原正子
4 描かれた出産――「彦火々出見尊絵巻」の制作意図を読み解く=稲本万里子
5 抱擁と童名――『うつほ物語』心性の生育儀礼=立石和弘
6「産ぶ屋」の賀歌――『うつほ物語』『源氏物語』と人生儀礼=小嶋菜温子
7 物語史における元服と裳着――『源氏物語』『狭衣物語』を中心に=池田節子

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