日本文学[古代]
おもろと琉歌の世界  交響する琉球文学
おもろと琉歌の世界

嘉手苅千鶴子[著]
四六判/376頁
本体3400円(+税)
ISBN4-916087-12-7
C1095
2003.03

日本文学[琉球文学]


『おもろさうし』や琉歌をはじめとする琉球文学の研究に打ち込みながら、惜しくも急逝した著者初の論文集。
『万葉集』など日本古代文学との関係を視野に入れた重層的な論考は、さながら海を越えて響き合うかのようである。

【目次】
[1]
1 沖縄の文学と風土
2 琉球文学にみる女性観
3 琉球文学にみる「露」の呪力

[2]
1 琉球文学への誘い
2 『おもろさうし』書き改めと『混効験集』編纂
3 『おもろさうし』にみる神女群像
4 おもろの鳥
5 ウムイと『おもろさうし
6 おもろと万葉歌

[3]
1 琉歌の諸相
2 近世沖縄の和歌
3 人麻呂吉野讃歌からおもろ・琉歌へ

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