歴史・文化史・民俗学
日本史の脱領域   多様性へのアプローチ
日本史の脱領域

叢書・〈知〉の森 2

方法論懇話会[編]
四六判/280頁
本体2400円(+税)
ISBN4-916087-33-X
C1095
2003.02

日本史


自国中心の狭い歴史・文化認識に陥らず、世界の多様性といかに向き合うべきか。
従来の枠組みを越え、日本史・歴史学の最新の知と方法を多面的に紹介。

【目次】
[序]「日本史」という安堵と陥穽

[T]
1 歴史学とテクスト分析
2 考古学研究におけるスキーマ理論の応用
3 法会と桜
4 史実と伝承の間
5 データベースがもたらすもの

[U]
1 割り箸から探る日本文化
2 環境問題と日本文化
3「日本神話」というパースペクティブ
4 戦死者の記憶と表象をめぐる試論
5 仏教文化の超域
6 戦争と責任をめぐる選択
7「日本」の身体化
8 日本の西洋史研究と西洋の日本史研究
9 歴史という言説ほか

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