日本文学[古代] | |
〈みやび〉異説 『源氏物語』という文化 [新装版] | |
叢書・文化学の越境 3 | |
吉井美弥子[編] |
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『源氏物語』の逆説と王朝的〈みやび〉の命脈を検証し、物語・能・絵画などにあらわされた享受と再生の様相に、各時代の文化の反照をさぐる。 【目次】 [座談会]『源氏物語』のパラドクス――光源氏と〈みやび〉幻想=小嶋菜温子・小林正明・土方洋一・吉井美弥子 転倒した『狭衣物語』=足立繭子 源氏能とは何か――謡曲「半蔀」のドラマトゥルギー=河添房江 江戸の源氏絵=田辺昌子 「物のあはれ」と勧善懲悪――宣長の『源氏物語』作中人物論=杉田昌彦 わだつみの『源氏物語』――戦時下の受難=小林正明 「夢の浮橋」架橋考――谷崎から『源氏物語』へ=吉井美弥子 |
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