日本文学[古代]
王朝の性と身体  逸脱する物語 [新装版]
王朝の性と身体

叢書・文化学の越境 1

小嶋菜温子[編]
四六判/256頁
本体2600円(+税)
ISBN4-916087-28-3
C1095
2002.9

日本文学[古代]
日本図書館協会選定図書
在庫僅少


王朝物語において〈性〉や〈身体〉はいかに描かれてきたのか。
ジェンダー・セクシュアリティ・身体をめぐる権力と欲望の王朝文学論。

【目次】
『枕草子』・〈性差〉を越えて=小森潔
光源氏の身体と性=小嶋菜温子
物語の「声」と「身体」=吉井美弥子
逆光の光源氏――父なるものの挫折=小林正明
[座談会]『源氏物語』のジェンダー=飯田祐子・小林正明・高木信・千野香織・服藤早苗
男が男を〈愛〉する瞬間――〈女の物語〉としての『平家物語』は存在するか?=高木信
男色家・藤原頼長の自己破綻――『台記』の院政期=神田龍身

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