日本文学[近世]
伊勢物語の江戸  古典イメージの受容と創造
伊勢物語の江戸

鈴木健一[著]
四六判/200頁
本体2200円(+税)
ISBN4-916087-23-2
C1095
2001.09

日本文学[近世]
品切


江戸時代、『伊勢物語』芥川の段はどのように読まれ、生まれ変わったのか。 機知あふれる享受と創造の様相を、小説・詩歌・絵画など、さまざまな文芸ジャンルにさぐる。

【目次】
[第一章 芥川の段について]
芥川の段の魅力 芥川の場所 白玉 とはなにか 姫君はなぜ白露について質問したか 鬼について 中世までの享受
[第二章 小説における享受]
西鶴『好色一代男』『西鶴諸国咄』 秋成『雨月物語』『くせものがたり』 作者未詳『仁勢物語』『真実伊勢物語』
[第三章 詩歌における享受]
俳諧 川柳 狂歌 和歌
[第四章 演劇における享受]
[第五章 絵画への展開]『伊勢物語』絵 文芸における絵画的構図の摂取ほか

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