日本文学[中世]
権力と文化
権力と文化

院政期文化論集1

院政期文化研究会[編]
A5判/280頁
本体5200円(+税)
ISBN4-916087-22-4
C1321
2001.09

中世文学・中世史


「権力」と「文化」は相対立するものではない。
「権力」にはさまざまな形態があり、一方で人間集団が織りなすものすべては「文化」の範疇に入る。
院政期の権力=文化空間を、従来の政治史・文化史の枠組みを超えて活写する。

【目次】
院政期の文化と時代――〈見る〉ことの政治文化学=小峯和明
院政期の政治神学――仏法王法相依論の起源・論理・実態=前田雅之
社会的「決定」の手続と「法」――《例》の作用をめぐって=新田一郎
院政期の権門――内乱と武士政権の分立=元木泰雄
伝奏の女房――高倉院政期の性と政=下郡剛
知と血――摂関家の公事の説をめぐって=小川剛生
〈文狂〉の時代――院政期の宗教言説と偽書の創出=小川豊
梵・漢・和語同一観の成立基盤=伊藤聡
和歌の思想――詠吟を視座として=錦仁

[コラム]「昔」という時間=兵藤裕己
院政と皇位継承=今谷明
九条兼実と源頼朝=谷知子
起請文=佐藤弘夫
「ものの果て」の問答――『愚管抄』の〈結論〉=山本一

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