高田衛[著]
A5判/400頁
本体5400円(+税)
ISBN4-916087-20-8
C1095
2001.06
日本文学[近世]
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秋成・源内・馬琴など近世小説の刺激的な読解を展開し、幻想や怪談研究によって文化の深部にアプローチしてきた著者が、江戸文学の光芒と陰翳を集成する。
【目次】
[T怪異と光芒]雨霽れ 月朦朧の夜 月の夜の鬼たち 異界幻想への道程 物語・内なる対話 狂蕩・秋成の生と死
[U玩物と壮志]〈見えない世界〉への固執 知識人の流動とネットワーク 『本朝水滸伝』の時空 遊民のディスクール 源内・戯作・千里鏡 「日の神」論争
[V『八犬伝』とその原点]『八犬伝』の原構想 馬琴の稗史空間
[W因果 と剛悪]幽霊像はいかにして成立したか 化政期小説・剛悪と怪奇の構造 因果の逆転――円朝怪談ノート(一) 開化と因縁――円朝怪談ノート(二)ほか
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