現代美術 | |
デイヴィッド・ホックニー 表面の深度 |
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田中麻帆[著] |
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カラ―口絵 序論──ホックニーの「逆遠近法」再考 第一章 写真コラージュと「記憶」の表象──「逆遠近法」から記憶の集積へ 第二章 〈時〉のパースペクティヴ──マルセル・プルースト『失われた時を求めて』とのかかわり 第三章 ホックニーのキュビスム論の背景──一九八〇年代 写真コラージュとピカソの影響 第四章 「フランス三部作」舞台美術における時空間のコラージュ──二〇世紀初頭のフランス美術との比較を中心に 第五章 「カーテン・シリーズ」(一九六三年)──同時代美術とのかかわり、および社会的背景から 第六章 「移動する焦点」の実相──一九七〇─八〇年代の日本美術受容に着目して 結論──終わらぬ道の標に あとがき 註 文献解題 参照作品のための文献案内 図版出典一覧 索引 |
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[著者] 田中麻帆(たなか まほ) 1984年 横浜生まれ 2016年 早稲田大学文学研究科 美術史学コース 博士課程 単位取得満期退学 2018 年 博士(文学)の学位取得 [主な論文] 「デイヴィッド・ホックニーと〈時〉のパースペクティヴ──マルセル・プルースト『失われた時を求めて』との関わりから」『美術史』美術史学会、第172 冊、pp. 289-301、2012 年 “Rethinking David Hockney’s 'reverse perspective’: Focusing on the Acceptance of Japanese Art from 1970 to 1980”, Aesthetics, Japanese Society for Aesthetics, No. 21, pp. 55-68, 2018. |