演劇・歌舞伎
歌舞伎を読む 念の巻敵討ちの裏表
歌舞伎を読む 念の巻

大矢芳弘[編著]
四六判/432頁
本体3800円(+税)
ISBN978-4-86405-172-9
 C0074
2022.10

演劇・歌舞伎


歌舞伎の名台詞と名詞章を楽しむアンソロジー

*「歌舞伎を読む」は、主に今日上演されている作品を中心に、「物語」のテーマごとに一巻にまとめたアンソロジー。
*原作から台詞と詞章を大胆に抜粋し、その場面の状況設定を現代語で補って読みやすくした。
*脚注では、言葉の意味や洒落の説明だけでなく、登場人物の役柄や、役者の芸の見どころ聞きどころも分かるようにていねいに説明。



[収録作品]

*〈念の巻〉は、曾我兄弟から赤穂浪士まで、様々な人生模様を描く仇討ち物を収録。

[第一章 曾我兄弟の物語] 矢の根/寿曾我対面/助六由縁江戸桜
[第二章 泰平の世の真剣勝負] 彦山権現誓助剣/伊賀越道中双六/碁太平記白石噺
[第三章 赤穂浪士] 仮名手本忠臣蔵/松浦の太鼓


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[著者紹介]

大矢芳弘(おおや よしひろ)
演劇評論家。
1964年、東京に生まれる。1987年、学習院大学法学部を卒業。
著書に、『歌舞伎リアルタイム──同時代の演劇批評』(森話社、2004年4月)、『歌舞伎メモランダム──同時代の演劇批評』(同、2017年4月)。共著に、田口章子編著『歌舞伎ギャラリー50──登場人物&見どころ図解』(学習研究社、2008年5月)