歌舞伎・写真史 | |
舞台の面影 演劇写真と役者・写真師 | |
村島彩加[著] |
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《第44回サントリー学芸賞》受賞[芸術・文学部門] 序文 第一章 演劇写真の始まり──演劇写真の先駆者・内田九一とその周辺 第二章 役者絵と演劇写真──『魁写真鏡俳優画』と内田九一 第三章 散切物と写真──『勧善懲悪孝子誉』に見る北庭筑波像 第四章 写真版権と演劇写真──塙芳野と九代目市川團十郎 第五章 上演と写真──森山写真館と五代目尾上菊五郎 第六章 演劇写真と絵画──影絵・石版画・油絵 第七章 鹿島清兵衛と『歌舞伎新報』 第八章 絵葉書と素人写真師 第九章 『演芸画報』誕生──印刷技術の発達とグラフィック雑誌 第一〇章 回顧とアーカイヴ──「劇に関する展覧会」と演劇図書館の試み 第一一章 七代目松本幸四郎の「変相」と写真 第一二章 五代目中村歌右衛門の「狂気」の演技と写真 第一三章 死絵と写真集──安部豊の仕事 |
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[著者] 村島彩加(むらしま あやか) 東京都生まれ。明治大学兼任講師、青山学院大学非常勤講師。専門は近代日本演劇。 明治大学大学院文学研究科演劇学専攻博士後期課程単位取得退学。 2014〜2016年度、日本学術振興会特別研究員(PD)。 2021年3月、博士号(文学)を取得。 共著に「緞帳の調製と百貨店──進上幕の近代」(『興行とパトロン』森話社、2018年)、「文士俳優・土肥春曙の仕事──台詞術に着目して」(『演劇と音楽』森話社、2020年)などがある。 |