演劇・歌舞伎
歌舞伎を読む 武の巻源平合戦
歌舞伎を読む 武の巻

大矢芳弘[編著]
四六判/432頁
本体3800円(+税)
ISBN978-4-86405-164-4
 C0074
2021.11

演劇・歌舞伎


歌舞伎の名台詞と名詞章を楽しむアンソロジー

*「歌舞伎を読む」は、主に今日上演されている作品を中心に、「物語」のテーマごとに一巻にまとめたアンソロジー。
*原作から台詞と詞章を大胆に抜粋し、その場面の状況設定を現代語で補って読みやすくした。
*脚注では、言葉の意味や洒落の説明だけでなく、登場人物の役柄や、役者の芸の見どころ聞きどころも分かるようにていねいに説明。



[収録作品]

*〈武の巻〉は『平家物語』と『義経記』の世界。敗者を思いやる「判官びいき」を描く

[第一章 おごる平家] 源平布引滝/平家女護島/鬼一法眼三略巻
[第二章 源氏の旗揚げ] 梶原平三誉石切/ひらかな盛衰記/一谷嫩軍記/壇浦兜軍記
[第三章 判官びいき] 御所桜堀川夜討/義経千本桜/勧進帳


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[著者紹介]

大矢芳弘(おおや よしひろ)
演劇評論家。
1964年、東京に生まれる。1987年、学習院大学法学部を卒業。
著書に、『歌舞伎リアルタイム──同時代の演劇批評』(森話社、2004年4月)、『歌舞伎メモランダム──同時代の演劇批評』(同、2017年4月)。共著に、田口章子編著『歌舞伎ギャラリー50──登場人物&見どころ図解』(学習研究社、2008年5月)