演劇 | ||||||
演劇と音楽 | ||||||
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[編者] 森佳子(もり よしこ) 早稲田大学・日本大学ほか非常勤講師。博士(文学)。専門はフランスのオペラ、音楽劇。 『オッフェンバックと大衆芸術──パリジャンが愛した夢幻オペレッタ』(早稲田大学出版部、早稲田大学学術叢書、2014年)、『オペレッタの幕開け──オッフェンバックと日本近代』(青弓社、2017年)、「ロッシーニの《モイーズ》試論──パリ・オペラ座の新時代へ」(『演劇学論集紀要』67、日本演劇学会、2018年)。 奥香織(おく かおり) 明治大学文学部専任講師。博士(フランス文学・文明)。専門は近代フランス演劇。 Theatralites: tradition et innovation(共著、Philippe Piquier、2015年)、『愛と偶然の別れ』(翻訳・解説『ベスト・プレイズII』所収、論創社、2020年)、「感覚の知を表象する場としてのマリヴォー劇──「恋の不意打ち」の構造と機能をめぐって」(『総合社会科学研究』28、2016年)、「初期オペラ=コミックのドラマトゥルギー──権力、観客との関係性をめぐって」(『演劇映像』57、2016年)。 新沼智之(にいぬま ともゆき) 玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科准教授。専門はドイツを中心とする西洋の近代演劇史、演技論。 フィッシャー=リヒテ『演劇学へのいざない──研究の基礎』(共訳、国書刊行会、2013年)、シラー『オルレアンの乙女』(翻訳・解説『ベスト・プレイズII』所収、論創社、2019年)、「演技の近代化プロセスにおけるゲーテの演劇観」(『西洋比較演劇研究』18、2019年)。 萩原健(はぎわら けん) 明治大学国際日本学部教授。博士(文学)。専門は現代ドイツ語圏の舞台芸術、および関連する日本の舞台芸術。 『演出家ピスカートアの仕事──ドキュメンタリー演劇の源流』(森話社、2017年)、「佐野碩とピスカートア」(菅孝行編『佐野碩──人と仕事』藤原書店、2015年)、「宝塚を二度迎えたベルリーンの劇場──そのレヴューの歩み」(中野正昭編『ステージ・ショウの時代』森話社、2015年)。 [執筆者](掲載順) 大崎さやの(おおさき さやの) 東京大学文学部・教養学部非常勤講師。博士(文学)。専門はイタリアの演劇と文学。 『オペラ学の地平』(共著、彩流社、2009年)、「《ポッペーアの戴冠》の解釈をめぐって──ブゼネッロによる地上の生の賛歌」(『早稲田オペラ/音楽劇研究』創刊号、2018年)、「ゴルドーニとオペラ・セーリア──メタスタージオ作品との関係を中心に」(『東京藝術大学音楽学部紀要』44、2019年)。 村島彩加(むらしま あやか) 明治大学兼任講師、青山学院大学非常勤講師。専門は日本近代演劇。 「表情をめぐる冒険──明治時代末期、新旧俳優の挑戦と挫折」(神山彰編『交差する歌舞伎と新劇』森話社、2016年)、「緞帳の調製と百貨店──進上幕の近代」(神山彰編『興行とパトロン』森話社、2018年)。 藤原麻優子(ふじわら まゆこ) 早稲田大学演劇博物館招聘研究員、青山学院大学ほか兼任講師。専門はブロードウェイ・ミュージカル。 「「なんで歌っちゃったんだろう?」──2.5次元ミュージカルとミュージカルの境界」(『ユリイカ』2015年4月増刊号)、「「これはどんなミュージカルなの?」──メタミュージカル試論」(『西洋比較演劇研究』15(1)、2016年)。 小菅隼人(こすげ はやと) 慶應義塾大学理工学部教授。専門はシェイクスピア演劇、舞踏論。国際演劇学会(IFTR)理事、日本演劇学会副会長。 クリストファー・イネス『アヴァンギャルド・シアター──1892~1992』(共訳、テアトロ、2001年)、『身体医文化論──腐敗と再生』(編著、慶應義塾大学出版会、2004年)、『ハムレット』(翻訳・解説『新訂ベスト・プレイズ』所収、論創社、2011年)、The Routledge Companion to Butoh Performance(共著、2018年)、The Routledge Companion to Theatre and Politics(共著、2019年)、『リア王』(翻訳・解説『ベスト・プレイズII』所収、論創社、2020年)。 中野正昭(なかの まさあき) 早稲田大学演劇博物館招聘研究員、明治大学ほか兼任講師。専門は日本近現代演劇、大衆文化論。 『ムーラン・ルージュ新宿座──軽演劇の昭和小史』(森話社、2011年)、編著『ステージ・ショウの時代』(森話社、2015年)、共編著『浅草オペラ──舞台芸術と娯楽の近代』(森話社、2017年)、「ドラマトゥルギーを超えた物語を求めて──『リング・リング・リング 女子プロレス純情物語』」(日本近代演劇史研究会編『つかこうへいの世界──消された〈知〉』社会評論社、2019年)。 赤井朋子(あかい ともこ) 神戸薬科大学薬学部准教授。専門は近代イギリス演劇。 「両大戦間期イギリスのレヴューと興行師C・B・コクラン」(『近現代演劇研究』1、近現代演劇研究会、2008年)、「ロンドン・コリシーアム──ミュージック・ホールから劇場へ」(英米文化学会編『ロンドンの劇場文化──英国近代演劇史』朝日出版社、2015年)、「チャールズ・B・コクランとロンドンのレヴュー」(中野正昭編『ステージ・ショウの時代』森話社、2015年)。 辻佐保子(つじ さほこ) 早稲田大学文学学術院文化構想学部講師(任期付)。専門はアメリカのステージ・ミュージカルやミュージカル映画、ラジオ・ミュージカルの作劇法。 「ミュージカル『特急二十世紀号に乗って』における楽曲の機能」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』59、第三輯、早稲田大学文学研究科、2014年)、「ミュージカル『ビリオン・ダラー・ベイビー』における号外の機能とその劇的意義について」(『表象・メディア研究』7、早稲田表象・メディア論学会、2017年)、“`Salute to Radio': The Self-reflexive Artistry of Betty Comden and Adolph Green in Fun with the Revuers" In. Studies in Musical Theatre. (2020年度中に掲載予定)。 田中里奈(たなか りな) 明治大学国際日本学部助教、神奈川大学ほか兼任講師。博士(国際日本学)。専門は20世紀以降のドイツ語圏と日本のミュージカル、両文化圏間の興行文化論。 「文化政策遂行機関としてのヴィーン劇場協会──オーストリア・ヴィーンにおける文化営為の政治性」(『明治大学大学院国際日本学研究論集』8、2018年)、“Local Bodies in Japanese Popular Musical Theater Today: Re-localization in the Transformation of the Musical Marie Antoinette," (Awarded for Helsinki Prize 2019 of the International Federation of Theatre Research, 2019)、“A Jukebox Musical, or an ≫Ausro-Musical≪ ? ? Cultural Memory in Localized Pop Music(al) I am from Austria (2017),"(『西洋比較演劇研究』18、2019年)。 |