メディア・芸術 | ||||||
転形期のメディオロジー── 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成 | ||||||
本体4500円(+税) | 本書をamazonで購入 | |||||
【編著者紹介】 鳥羽耕史(とば こうじ) 早稲田大学文学学術院教授 専攻=日本近代文学、戦後文化運動 『運動体・安部公房』(一葉社、2007年)、『1950年代──「記録」の時代』(河出書房新社、2010年) 山本直樹(やまもと なおき) カルフォルニア大学サンタバーバラ校助教授 専攻=映画理論・日本映画 Dialectics without Synthesis: Realism and Japanese Film Theory in a Global Frame, University of California Press, 2020, “Eye of the Machine: Itagaki Takao and Debates on New Realism in 1920s Japan,” Framework 56, no. 2 (Fall 2015). 【執筆者紹介】(掲載順) 阪本博志(さかもと ひろし) 宮崎公立大学人文学部准教授 専攻=社会学、メディア史、出版文化論 『『平凡』の時代──1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂、2008年)、『高度成長期の〈女中〉サークル誌──希交会『あさつゆ』』(編集・解題、全10巻、金沢文圃閣、2017-2019年) 角田拓也(つのだ たくや) コロンビア大学東アジア言語・文化学部助教授 専攻=日本映画、メディア文化、ドキュメンタリー映画等 「問いと指差し──神馬亥佐雄と『汚水カルテ』の映像試論」『戦後史の切断面──公害・若者たちの叛乱・大阪万博』(東京大学出版会、2018年)、“Hani Susumu, Nouvelle Vague and the Ontology of Cinema,” in A Companion to Japanese Cinema, WilleyBlackwell, 2020. 山ア順子(やまざき じゅんこ) 専攻=映画メディア学、東アジア言語文明学、日本映画 "Embedded Film, Embodied Reception: Tsurumi Shunsuke's Autobiographical Film Criticism,” The Journal of Japanese and Korean Cinema 10, no.2 (2018). 友田義行(ともだ よしゆき) 信州大学学術研究院教育学系・准教授 専攻=日本近代文学、映像学 『戦後前衛映画と文学──安部公房×勅使河原宏』(人文書院、2012年)、『映画と文学 交響する想像力』(共著、森話社、2016年) 松山秀明(まつやま ひであき) 関西大学社会学部准教授 専攻=テレビ文化論 「日本のテレビ研究史・再考──これからのアーカイブ研究に向けて」(『放送研究と調査』第67巻第2号、2017年)、『新放送論』(共著、学文社、2018年) 瀬崎圭二(せざき けいじ) 同志社大学文学部教授 専攻=日本近現代文学・文化 「和田勉の演出技法──芸術的テレビドラマの探求─」(『人文学』第199号、2017年3月)、「三好十郎作「獣の行方」を読む/視る」(『人文学』第202号、2018年11月) ジャスティン・ジェスティ(Justin Jesty) ワシントン大学アジア言語文学学科准教授 専攻=戦後日本文化史(アートと社会運動) Art and Engagement in Early Postwar Japan, Cornell University Press, 2018,“Japan’s Social Turn, vols. 1-2,”special issue, FIELD: A Journal of Socially Engaged Art Criticism 7-8 (Spring and Fall 2017). ナミコ・クニモト(Namiko Kunimoto) オハイオ州立大学准教授 専攻=美術史 The Stakes of Exposure: Anxious Bodies in Postwar Japanese Art, University of Minnesota Press, 2017, “Tactics and Strategies: Chen Qiulin and the Production of Urban Space,”Art Journal 78, no.2 (Summer 2019). 鈴木勝雄(すずき かつお) 東京国立近代美術館主任研究員 専攻=日本近代美術史 これまで担当した展覧会に、「実験場1950s」展(東京国立近代美術館、2012年)、「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代(Awakenings: Art in Society in Asia 1960s-1990s)」(東京国立近代美術館、韓国国立現代美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポール、2018-2019年) ケン・ヨシダ(Ken Yoshida) カルフォルニア大学マーセッド校グローバルアーツ部助教授 専攻=美術史・視覚文化学 “Deactivating the Future: Sawaragi Noi’s Polemical Recoil from Contemporary Art,” Review of Japanese Culture and Society 26 (December 2014/2016),“Interstitial Movements in the Works of Hanada Kiyoteru: A Preliminary Study,” positions: asia critique 22, no.4 (2014). 【翻訳者紹介】 喜田 智尊(きだ とものり) 早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文学コース博士後期課程 専攻=日本近代文学 「田山花袋「少女病」のまなざし──本能・美観・轢死」(『花袋研究学会々誌』、第33号、2016年6月、花袋研究学会)、「人形のいる家──田山花袋「八年前」における「平和な家庭」とその破壊の意義」(学会発表、第59回花袋研究学会定期大会 、2019年6月15日、於東洋大学白山校舎) 狩俣真奈(かりまた まな) 早稲田大学大学院文学研究科国際日本学コース博士後期課程 専攻=日本近現代文学 「坂口安吾『紫大納言』の改稿をめぐって──近代小説から説話、ファルスへ」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』60輯3冊、2015年)、「坂口安吾の戦後作品の肉体に見る〈主体のゆらぎ〉──「白痴」「魔の退屈」「戦争と一人の女」を中心に」(『戦後日本を読みかえる第4巻 ジェンダーと生政治』臨川書店、2019年) 友添太貴(ともぞえ たいき) 早稲田大学文化構想学部助手 専攻=日本近代文学 「横光利一と平林初之輔──「科学」の視点から」(『横光利一研究』2018年3月)、「死の曙を越えて──横光利一「花園の思想」と同時代フランス映画」(『日本文学』、2018年12月) |