古代文学会［編］
四六判／304頁
本体3500円（＋税）
ISBN4-916087-14-3
C1095
1999.12
日本文学［古代］
古代・中世の祭儀や儀礼の時空。
さまざまな言説と表象がせめぎ合い、生成するその〈現場〉を、そこに生きる者の視点から記述して、神仏や宮廷をめぐる言説を読み解く。
【目次】
光の中の仏教儀礼――皇后宮維摩講の時空へ＝猪股ときわ
宮廷神楽の神話学――園韓神祭儀の伎芸と言説＝斎藤英喜
聖徳太子と『先代旧事本紀』――日本紀講の〈現場〉から＝津田博幸
中世神話の生成――大江匡房の神道説と儀式次第＝中尾瑞樹
古代前期・仏典注釈の世界――善珠撰述経疏の言説を中心に＝山口敦史
景戒の夢解き――実践者のテキストとしての『日本霊異記』＝武田比呂男
宗教実践の書『八幡宇佐宮御託宣集』＝吉田修作
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