芸能・演劇 | |
興行とパトロン | |
近代日本演劇の記憶と文化 7 | |
神山彰[編] |
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[T 総論] 第1章 「夜」の演劇史──興行とパトロンの世界=神山彰 [U 「開化」と「改良」の時代] 第2章 鳥熊芝居と小芝居と=佐藤かつら 第3章 歌舞伎座そして田村成義=寺田詩麻 [V 近代化の光と影] 第4章 松竹と東宝──関西資本の東京進出=神山彰 第5章 見物から鑑賞へ──花街の連中、惣見、役者買=岩下尚史 第6章 京阪神のパトロン=河内厚郎 第7章 根岸興行部と浅草芸能の変遷=原健太郎 [W 近代産業とモダン文化] 第8章 鉄道と保険──帝劇から日生劇場まで=神山彰 第9章 緞帳の調製と百貨店──進上幕の近代=村島彩加 第10章 中山太陽堂と小山内薫──化粧品会社と近代日本演劇の一側面=熊谷知子 第11章 企業が〈演出〉する渋谷の劇場文化──東横/東急とパルコの場合=後藤隆基 [X「中央」と「村」と] 第12章 パトロンとしての国家権力──原敬内閣における「国民文芸会」と「大日本国粋会」=木村敦夫 第13章 相模の團十郎」たち──村芝居の興行=舘野太朗 |
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【編者紹介】 神山 彰(かみやま あきら) 明治大学文学部教授 専攻=近代日本演劇 『近代演劇の水脈──歌舞伎と新劇の間』(森話社、2009年)、『日本戯曲大事典』(共編、白水社、2016年) [執筆者紹介](掲載順) 佐藤かつら(さとう かつら) 青山学院大学文学部教授 専攻=日本芸能史、日本近世演劇 『歌舞伎の幕末・明治──小芝居の時代』(ぺりかん社、2010年)、『円朝全集』第一巻(共著、岩波書店、2012年) 寺田詩麻(てらだ しま) 龍谷大学文学部講師 専攻=近代以降の歌舞伎 『歌舞伎登場人物事典』(共著、白水社、2006年)、「明治の座元──中村座と千歳座の問題を中心に」(『歌舞伎 研究と批評』第58号、2017年4月) 岩下尚史(いわした ひさふみ) 作家 『芸者論──花柳界の記憶』(文春文庫、2009年)、『直面(ヒタメン)──三島由紀夫若き日の恋』(同、2016年) 河内厚郎(かわうち あつろう) 阪急文化財団理事・兵庫県立芸術文化センター特別参与 専攻=近代演劇、観光芸能論 『わたしの風姿花伝』(沖積舎、2006年)、『淀川ものがたり』(廣済堂出版、2007年) 原健太郎(はら けんたろう) 大衆演劇研究家 専攻=軽演劇史、喜劇評論 『東京喜劇──〈アチャラカ〉の歴史』(NTT出版、1994年)、矢野誠一編『落語登場人物事典』(共著、白水社、2018年) 村島彩加(むらしま あやか) 明治大学兼任講師、青山学院大学非常勤講師 専攻=近代日本演劇(歌舞伎、宝塚歌劇) 「近代歌舞伎と宝塚歌劇の交流」(『歌舞伎と宝塚歌劇──相反する、密なる百年』開成出版、2014年)、「表情をめぐる冒険」(神山彰編『交差する歌舞伎と新劇』森話社、2016年) 熊谷知子(くまがい ともこ) 明治大学兼任講師 専攻=近代日本演劇 「小山内薫と晩年の偉人劇──『森有礼』『戦艦三笠』『ムッソリニ』」(神山彰編『交差する歌舞伎と新劇』森話社、2016年)、「小山内薫『第一の世界』論──宗教信仰と心霊主義をめぐって」(『演劇学論集』第62号、2016年5月) 後藤隆基(ごとう りゅうき) 立教大学兼任講師・社会学部特定課題研究員 専攻=近現代日本演劇・文学・文化 『高安月郊研究──明治期京阪演劇の革新者』(晃洋書房、2018年)、井川充雄・石川巧・中村秀之編『〈ヤミ市〉文化論』(共著、ひつじ書房、2017年) 木村敦夫(きむら あつお) 東京藝術大学音楽学部講師 専攻=ロシア文学 『新訳かもめ』(翻訳、スラヴァ書房、2015年)、『トルストイの『復活』と島村抱月の『復活』』、(『東京藝術大学音楽学部 紀要』第39集、2014年3月) 舘野太朗(たちの たろう) 横浜いずみ歌舞伎保存会会員・民俗芸能学会理事 専攻=日本芸能史・民俗芸能 「地芝居の現在とその課題」(『筑波大学地域研究』第34号、2013年)、「地芝居と学生歌舞伎」(『まつり』第77号、2015年) |