芸能・演劇 | |
戦後ミュージカルの展開 | |
近代日本演劇の記憶と文化 6 | |
日比野啓[編] |
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ミュージカルの全体像 現在の日本で最も人気のある演劇ジャンル、ミュージカル。 東宝・松竹の興行資本による戦後黎明期から、新劇・アングラ、劇団四季、ジャニーズ、2・5次元ミュージカルや地域市民演劇としてのものまで、多種多様な形態を初めて包括的に論じる。 日本の「ミュージカル」とは何か── 【目次】 [T総論] 第1章 戦後ミュージカルの展開=日比野啓 [U黎明期のミュージカル] 第2章 東宝ミュージカルの「起源」──秦豊吉と菊田一夫=神山彰 第3章 松竹歌劇から松竹ミュージカルスへ=神山 彰 第4章 労音ミュージカル──総合芸術家たちの培養基=長ア励朗 第5章 [インタビュー]ミュージカルとともに生きて=宝田明/[聴き手]日比野啓・神山彰 [V音楽劇の多様化と深化] 第6章 翻訳ミュージカルの歴史=鈴木理映子 第7章 百花斉放の創作ミュージカル=日比野啓 [Wジャンルを超えたミュージカル] 第8章 新劇ミュージカルとは何だったのか=日比野啓 第9章 アングラ和製ミュージカルの一九七〇年代―─劇団未来劇場、東京キッドブラザース、ザ・スーパー・カムパニイ=中野正昭 [Xミュージカルの現在形] 第10章 市民ミュージカルの発展──「社会包摂型アート」の一事例として=日比野啓 第11章 2・5次元ミュージカル=鈴木国男 |
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【編者紹介】 日比野啓(ひびの・けい) 成蹊大学文学部教授 専攻=演劇学 『アメリカン・レイバー――合衆国における労働の文化表象』(編著、彩流社、2017年)、「象徴交換と死――『南太平洋』(一九四九)における恋愛の不可能性」(『文化現象としての恋愛とイデオロギー』風間書房、2017年) |