日本文学[古代] | |
女と男のことばと文学 性差・言説・フィクション | |
叢書・文化学の越境 5 | |
小森潔[編] |
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「力強く男らしい文体」「優美な女らしいことば」……。 こうした発想や表現の枠組みと、ことばや文学はどのような関係をもつのか。 「男/女」をめぐる制度的言説を、平安朝と近現代を軸に多角的に論じる。 【目次】 脱〈女流文学〉論のためのデッサン=林浩平 『とりかへばや』の性愛と性自認=立石和弘 [座談会]女の言説・男の言説=井口時男・植田恭代・小森潔・関礼子 『源氏物語』の遊びわざ=松井健児 逸脱する〈父〉――森茉莉『甘い蜜の部屋』=菅聡子 『更級日記』の「橋」「渡り」をめぐって=原岡文子 「教科書」の中の女と男――井上ひさし『ナイン』を例として=小森潔 |
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