映画・映像 | |
忠臣蔵映画と日本人 〈雪〉と〈桜〉の美学 | |
小松 宰[著] |
|
《第27回大衆文学研究賞大衆文化部門受賞》 100 年にもわたって作られてきた忠臣蔵映画を論じ、そこに見られる日本人の精神性や美意識をさぐる。 数多くの忠臣蔵映画の全貌がいま明らかに──。 【目次】 第一章 戦前の忠臣蔵映画 第二章 戦後の忠臣蔵映画全盛時代 第三章 空白の時代の忠臣蔵映画 〈間奏曲〉忠臣蔵事始め 第四章 忠臣蔵と浄瑠璃坂の敵討ち 第五章 刃傷事件の余波 〈忠臣蔵への視点T〉“制服時代劇”としての忠臣蔵 第六章 元禄十四年の日蝕 第七章 大老暗殺事件と忠臣蔵 〈忠臣蔵への視点U〉雪の日の決起 第八章 吉良家の勇士たち 第九章 銘々伝と外伝 第十章 大河ドラマの忠臣蔵 〈忠臣蔵への視点V〉赤穂浪士はなぜ討ち入ったのか 終章 忠臣蔵とは何か 人生の第一関門──あとがきに代えて |
|
本書をamazonで購入 |
|
【著者紹介】 小松 宰(こまつ おさむ) 映画評論家。日本映画ペンクラブ会員。 新聞や雑誌に映画評論を多数発表。近年は時代劇映画の研究に専念。忠臣蔵研究家としての忠臣蔵講演をはじめ、織田信長、坂本龍馬、源義経などの歴史講演も数多く行っている。 NHKカルチャー弘前教室映画講座講師。弘前文学学校講師。 著書『怪談 鳳鳴の七不思議』路上社。『剣光一閃』森話社。 共著『秋田県の不思議事典』新人物往来社 (文庫化題名『秋田県謎解き散歩』中経出版)など。 |