鈴木健一[著]
四六判/320頁
本体3400円(+税)
ISBN4-916087-08-9
C1095
1998.07
日本文学[近世]
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詩歌史上、江戸時代の詩歌にはどのような特徴があるのか。
虫籠や蛍、花、金魚鉢など、生活のなかにとりこまれた自然を詠んだ詩歌に、江戸人の自然観の変容をさぐる。
また、画賛を中心に江戸絵画と詩歌との密接な関係や、詩材の拡大などを考察し、江戸詩歌を多面 的に追究。
【目次】
[T変容する自然観]虫籠の文学史 蛍籠の文学史 歌道と花道 金魚鉢の詩歌ほか
[U絵画と詩歌の交響]絵画と詩想 江戸初期の絵画と詩歌 林羅山の画賛 烏丸光広の兎図賛 絵画の猿・詩歌の猿ほか
[V詩材の拡がり]朝鮮通 信使李東郭の詩 猪熊事件顛末 林羅山の漢詩文一面 玩鴎先生が詠んだ江戸の風物 福神と貧乏神ほか
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