映画・映像 | |
剣光一閃──戦後時代劇映画の輝き | |
小松 宰[著] |
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決然と生きる時代劇の主人公たち──。時代劇とはなにを描き、なにを語ろうとしたのか。 映画史に残る名作・傑作から広く映画ファンに愛された娯楽作まで、時代劇に表れた日本人の精神構造をさぐる評論集。 【目次】 1章 現代史としての幕末映画 2章 新選組映画の深層心理 3章 忠臣蔵映画の興亡 4章 シリーズ時代劇と捕物帳 5章 定番時代劇がゆく 6章 残酷時代劇と集団抗争時代劇 7章 柳生武芸帳の秘密 1 柳生武芸帳の秘密 2 柳生十兵衛はいつ片目を失ったのか 8章 黒澤時代劇の世界 1 『羅生門』の真実 2 時代劇の金字塔『七人の侍』 3 『影武者』と『笛吹川』 9章 激動する時代の中で 1 岡崎三郎信康の悲劇 2 龍馬映画の行方 3 東映の非東映時代劇 4 日本的なものを求めて 5 形を変えた時代劇 10章 白刃の美学 11章 文芸時代劇の系譜 12章 21世紀の時代劇 13章 〈死の美学〉としての時代劇 |
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【著者紹介】 小松 宰(こまつ おさむ) 映画評論家。日本映画ペンクラブ会員。 新聞や雑誌に映画評論を多数発表。近年は時代劇映画の研究に専念。忠臣蔵研究家としての忠臣蔵講演をはじめ、織田信長、坂本龍馬、源義経などの歴史講演も数多く行っている。 NHKカルチャー弘前教室映画講座講師。弘前文学学校講師。 著書『怪談 鳳鳴の七不思議』路上社。 共著『秋田県の不思議事典』新人物往来社 (文庫化題名『秋田県謎解き散歩』中経出版)など。 |