歴史・文化史・民俗学
雑誌メディアの文化史  変貌する戦後パラダイム
雑誌メディアの文化史

吉田則昭・岡田章子[編]
四六判/312頁
本体2700円(+税)
ISBN978-4-86405-039-5
C1036
2012.09

メディア史・社会学


週刊誌・女性誌・青年誌・総合誌──世相やライフスタイルと共振しながら時代を作った雑誌たち。戦後文化のメインストリームから00年代のパラダイム転換まで、雑誌メディアの軌跡をたどる。

【目次】
[序章]
雑誌文化と戦後の日本社会=吉田則昭

[T 戦後パラダイムと雑誌]
「編輯」と「綜合」──研究領域としての雑誌メディア=大澤聡
一九五〇年代『週刊朝日』と大宅壮一──連載「群像断裁」をめぐって=阪本博志
「主婦」を巡るパラダイム転換──『婦人公論』と『暮しの手帖』=中尾香
高度経済成長の到来と週刊誌読者──総合週刊誌とその読者であるサラリーマンを中心に=浅岡隆裕
ライフスタイルの多様化と女性雑誌──一九七〇年代以降のセグメント化に注目して=橋本嘉代

[U 越境する雑誌メディア]
『popeye』におけるアメリカニズムの変容と終焉──若者文化における「モノ」語り雑誌の登場とその帰結=岡田章子
『日本文摘』の日本論──台湾の近代化とアイデンティティの揺らぎ=林鴻亦
文化輸出としての版権ビジネス──東アジアにおける『Ray』と北米における『週刊少年ジャンプ』=玉川博章
メディア・ミックス・コミックス──マンガが読者と出会う場所=小林義寛

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【編者紹介】
吉田則昭(よしだ のりあき)
立教大学社会学部兼任講師。マスコミュニケーション史、比較マスコミ論
『戦時統制とジャーナリズム──1940年代メディア史』(昭和堂、2010年)、『緒方竹虎とCIA──アメリカ公文書が語る保守政治家の実像』(平凡社、2012年)

岡田章子(おかだ あきこ)
東海大学文学部准教授。文化社会学、雑誌メディア研究
『『女学雑誌』と欧化』(近刊、森話社、2012年)、「『女学雑誌』におけるキリスト教改良主義と文学──「文学場」の形成におけるその意義」(『社会学評論』60(2)、2009年9月)