日本文学[古代]
アマテラス神話の変身譜
アマテラス神話の変身譜

叢書・文化学の越境 2


斎藤英喜[編]
四六判/336頁
本体3200円(+税)
ISBN4-916087-03-8
C1095
2000.10.10

日本文学[古代]
品切


アマテラス神話の生成と変容を、古代から近世の神話や物語、日記、儀式書、縁起などにさぐる。
宮中や伊勢神宮で、この神と人間がくりひろげた見えざるドラマの歴史。

【目次】
アマテラス神話の胚胎──方法としての宗教実践者=津田博幸
〈神〉・怨霊・山陵──タタリの全体史あるいは〈御霊〉信仰再考=西山良平
ヴェールを脱いだアマテラス=中尾瑞樹
『源氏物語』とアマテラス=久富木原玲
境界のアマテラス──『更級日記』の〈身体・エロス〉=小嶋菜温子
斎宮の二つの顔=深沢徹
わが念じ申す天照御神──『更級日記』のスピリチュアリティ=斎藤英喜
中世神道説における天照大神=伊藤聡
システムとしてのアマテラス──近世の神々の水脈から=山下久夫
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