歴史・文化史・民俗学
柳田国男と琉球   『海南小記』をよむ
柳田国男と琉球

酒井卯作[著]
四六判/320頁
本体2800円(+税)
ISBN978-4-86405-018-0
C1039
2010.12

民俗学


人が帰るべき故郷を求めるのと同じように、柳田国男は日本文化の母体を琉球に求めようとした。柳田が自宅に開設した民俗学研究所で、柳田の下、琉球研究を担当した著者が、柳田の琉球紀行文『海南小記』を読みときながら、柳田が琉球に抱いた強い思いの正体をさぐる。

【目次】
0自序 1からいも地帯 2穂門の二夜 3海ゆかば
4ひじりの家 5水煙る川のほとり 6地の島
7佐多へ行く路 8いれずみの南北 9三太郎坂
10今何時ですか11阿室の女夫松 12国頭の土
13遠く来る神 14山原船 15猪垣の此方
16旧城の花 17豆腐の話 18七度の解放
19小さな誤解 20久高の屁 21干瀬の人生
22島布と粟 23蘆刈と竈神 24はかり石
25赤蜂鬼虎 26宮良橋 27二色人
28亀恩を知る 29南波照間 30与那国の女たち
31南の島の清水

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【編者紹介】
酒井卯作(さかい うさく)
1925年、長崎県西彼杵郡西海町生まれ。民俗学者。『南島研究』主宰。
著書に、『陽気な日本人──民俗学のすすめ』(新風土社、1965年)、『琉球列島における死霊祭祀の構造』(第28回柳田国男賞受賞、第一書房、1987年)、『琉球列島民俗語彙』(第一書房、1999年)、『稲の祭と田の神さま──失われゆく田んぼの歳時記』(戎光祥出版、2004年)など。
編著に、『南島旅行見聞記』(柳田国男著、森話社、2009年)など。