鎌倉惠子[著]
A5判/648頁
本体12000円(+税)
ISBN978-4-86405-011-1
C3074
2010-05
浄瑠璃・歌舞伎
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近世演劇の上演実態 絵入浄瑠璃本・絵入狂言本などの絵画資料も用いながら、浄瑠璃や歌舞伎が生まれ、成長した当時の上演の実態をさぐる。また、現代の制作、裏方、写真家などの人々へのインタビューも収録し、浄瑠璃や歌舞伎上演の具体的な様相や歴史的な変遷を多面的に明らかにする。
[T 絵入浄瑠璃本と絵入狂言本]
絵入浄瑠璃本挿絵試考
金平浄瑠璃小考
元禄歌舞伎に登場する動物
絵入狂言本挿絵試考
元禄歌舞伎の式三番
江戸歌舞伎の鬼
[U 近松門左衛門とその周辺]
道行の節付け小考
松本治太夫小考
古浄瑠璃における夢
近松の浄瑠璃における夢
近松門左衛門の鬼
[V 元禄以降の作品をめぐる諸問題]
浄瑠璃と歌舞伎に見る知盛像の変遷
『源平魁躑躅』の上演をめぐって
人形浄瑠璃『勧進帳』諸本の比較研究
[W 聞書き]
歌舞伎写真の昭和三十〜四十年代
上方歌舞伎の変遷
人形浄瑠璃文楽の上演演目・演出・首など
人形浄瑠璃文楽の昭和から平成へ人形浄瑠璃文楽の囃子
人形浄瑠璃文楽の鬘・床山
人形浄瑠璃文楽 現代から未来へ
[付 歌舞伎に見る自然誌]ほか
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【著者紹介】
鎌倉惠子(かまくら けいこ)
1947年生まれ 立教大学大学院文学研究科博士課程日本文学専攻修了。博士(文学)。現在、東京文化財研究所名誉研究員
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